はじめに
前回の記事でNode.jsのインストール手順について記事を作成しましたが、今回はそれに関連する内容です。
Node.jsのインストール後、node -vと同様に以下のコマンドを入力してみました。
npm -v
npmのバージョンを確認するコマンドです。npmってなんやねんって話ですが、nodeのバージョンを管理するツール、コマンドです。くらいに思っていてください。
まあこの辺を詳しく知りたかったらQiitaなり色々とあるので、今回は割愛します。
このnpm -vコマンドを実行すると、以下のような警告文が表示されました。
npm WARN config global `--global`, `--local` are deprecated. Use `--location=global` instead.
別に警告文ですし、それにちゃんとバージョンも表示されているんですが、なんとなく気持ち悪いので、これを紐解いて解消していこうと思います。
手順
てかgithubのコミュニティにこんなのがありました。
https://github.com/npm/cli/issues/4980
やはり気になる人が多いみたいですね。
stackoverflowにも同様の内容があったんですが、今回の件とはあまり関係なさそうです。(一応URLは載せておきます。)
とまあ、困っている人はそれなりにいる様子。
Githubのページ見ていると、以下のコマンド実行で解消できるとのコメントが。
npm install -g npm-windows-upgrade
とりあえず実行してみます。
再度バージョン確認コマンドを実行してみます。
]
いや変わんなくない?
ということでコミュニティを読み進めていきますが…どうやら色々とやらなきゃいけないことが多いようです。
真の手順
まず、Windows PowerShellを管理者として実行します。
実行後、以下のコマンド実行してください。
Set-ExecutionPolicy -ExecutionPolicy Bypass -Scope Process
これを実行することで、スクリプトの実行を可能にします。
これを実行しないと、以下のコマンドの2つ目が実行できないので必ずこれを行ってください。
こんな感じで選択するようでてくるので、Yの大文字ではいを選択してください。
選択後、以下のコマンドを実行してください。
npm install -g npm-windows-upgrade
実行後、今度は以下のコマンドを実行してください。
npm-windows-upgrade
実行すると、npmのバージョンを選択するように出てきます。 8.12.1を選択してください。
Have a nice day!って出てくると、インストール完了です。
npm -vコマンドを実行してください。上記のように警告文が表示されず、バージョンが表示されていれば完了です。
おわりに
この記事を書いている時点(6月上旬)ではあまり日本語のドキュメントなかったんですが、とりあえずこれで問題ないみたいです。 別に警告文出ててもいいっちゃいいかもしれませんが、気持ち悪いので出ていないに越したことないですね。
とりあえずこれで実行環境、開発環境をある程度整えられました。本格的に開発作業に着手していけるでしょう。いや、していきます。という感じです。