はじめに
今回の話はプログラミングではないんですが、ITに関連する話になります。
単純な話、色々面倒になってVPSを解約したって話です。解約そのものをしたのは今年の4月の話です。
借りていた理由と使い道
そもそもVPSって何?って話ですが、単純にいうとVirtual Private Serverの略です。それがそもそも何?って話なんですが、日本語訳すると仮想専用サーバーということになります。
一般的にレンタルサーバーの場合、共有のサーバーをそれぞれが契約に応じて利用しているというのがレンタルサーバーのサービスによく見られる形式になります。
メリットとしては、安いということですが、他の方も利用しているので影響が少なくないという点、またサービス内容によっては自由度が低く、やれることが限られている点などがデメリットになります。
これに対し、VPSの場合はそれぞれに仮想サーバーが用意されており、影響を受けにくいという点や、自由度が高いため様々なことが出来るという点がメリットになります。その分、レンタルサーバーを比べて料金が高い等のデメリットも勿論あります。
この使い道についてなんですが、私自身はアプリケーション開発の勉強のため、またそれをデプロイする為にサーバーが必要でした。DB等も設置したいため、そういった用途にも利用できるものを求めていたのが理由になります。
そして、VPSでは色々なことをやっていました。Wordpressの運営、DBの構築、アプリケーションの公開等、勉強するためにはかなり有効だったと思います。
また、VPSの場合は基本的にLinuxやその系列の物が多いです。
これについても、普段触れる機会もあまりなかったため、かなり勉強になりました。(CUIなんて普段のPC作業で使わないですもんね。)
ということで、勉強のためにはかなり重宝しました。
ではなぜ解約することにしたのか、その話をしていきたいと思います。
不正アクセス対応
不正アクセスが検出されました。すぐに対応をお願いします。 という内容の通知が2,3ヶ月に1回のペースで来ます。
これについては、サービス提供会社様がそのログを検出し、対応をしてくれているということなので悪い点でもなんでも無いです。
これについては、調査を行い、メールなどを返信することでOKなんですが、それをしない(返信をしない)場合、サーバーが止められ、初期化しないといけなくなります。
これがめんどくさかったです。これで収入を得ているならそんなことにはならないんですが、こうした形で毎度調査を行い、色々やっていかなきゃいけないのが面倒でした。
一度これでWordpressの運営していたサイトを削除しています。
それ以来、DBサーバーとしてのみの活用の仕方にしていたんですが、それでも不正アクセスが検出されたという通知が来てしまい、これ以上は難しいと思って解約したのが理由になります。
とはいえ、勉強にはなる
しかし、この4ヶ月ほど使っていたのは勉強になったには事実です。割と色々な部分で活かすことが出来ると思います。
不正アクセスのその調査、対応などが煩わしくないのであれば、VPSのデメリットは殆ど無いです。
おわりに
今現在はクラウド系のサービスなどを中心に利用しています。クラウドサービスの場合、従量制のため思いがけない金額になるケースが有るらしく、一長一短だなあと思う次第です。